今日は、保護司の仕事で区役所窓口相談員をしています。
今日は、相談がなく時間に余裕があるので、そもそもなぜわたしが、保護司になったのか。そして、数々のボランティアに関わる中で、“格別な思い”を保護司に抱いているのはなぜか?この点について書きたいと思います。
わたしが保護司になることを薦められたのは2017年10月頃です。先輩保護司から、声をかけられました。
わたしは、若い頃たばこのポイ捨てをするような人間だったことを反省し、10年くらい前から友人が始めた親不孝通りの清掃活動やこども食堂の手伝いをしていました。そんなわたしに、先輩保護司の方から、「百道浜校区に保護司がいなくて他の校区の保護司の方に負担をお願いしとって、地域のためのボランティアちょっとやってくれん?」と声がかかりました。
そもそも学歴があるわけでもないし、学生時代にやんちゃもやっていたし、小さな会社を経営で時間もない時あるし、立派な人間でもないから、本当に大丈夫だろうかという不安を抱えながらも、地域のためだったらと引き受けることになりました。
それから、時がたち刑務所や少年院を出てくる方々と接し、これは本当に奥が深いボランティアであることを知りました。
特に、若い対象者には、学歴なくてもこういった勉強をしたらこんな可能性もあるよとか、やった過ちをこうやって更生したらいいよとか、仕事の相談、親にはお話しできないような友人関係の相談など、対象者の気持ちの理解者として、お話しするようにしています。
守秘義務によりその詳細は語れませんが、本当に一人ひとりの人生にどうやったらいい影響を与えられるのか、自分に出来ることは何かの自問自答で応対するようにしています。
その結果、わたしの保護観察期間が終わった後にも、「いついつに福岡に戻るから、相談もあるし会いたい」って元対象者から連絡が来たり、わたしとの出会いによって、「人生が変わるキッカケになった」とか言われることもあり、こんなことから“格別な思い”で保護司をやっています。
この記事へのコメントはありません。