岩本壮一郎オフィシャルブログ

日本初!?投資助言AIアプリ誕生秘話

「変化」と向き合い続けて見えたもの

「最も強いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る。」

ダーウィンの言葉と言われるこの一節を、私は頭ではなく、身体で覚えてきました。

金融の仕事に、盆も正月もありません。世の中がお盆休みでも、市場は動いています。夜中にニューヨーク市場が急変すれば、飛び起きてパソコンに向かう。家族と過ごしていても、スマホの通知ひとつで仕事モードに切り替わる。そんな二十四時間・三百六十五日を、二十年続けてきました。

「若すぎる」と言われた出発点

2006年、二十代で、金融庁登録の金融商品取引業者を立ち上げました。周りからは何度も「若すぎる」と言われました。実績も後ろ盾もない自分にできたのは、ただ信頼を一つずつ積み上げることだけ。YAHOOニュースの配信の仕事なども引き受けながら、夜中まで机に向かう日々でした。

2008年、リーマンショック。世界が止まったように見えたあの日も、動き続けたからこそ、お客様のお役に立てる場面がありました。立ち止まらなかった結果、2010年には金融商品仲介業を立ち上げ、SBI証券をはじめ複数の証券窓口を運営できるようになりました。2022年には、コロナ禍のさなかで、福岡本社だけでなく東京・大阪・広島へと支店を広げることができました。

一つ言えるのは、うまくいったことの多くは、私が優秀だったからではなく、変化から逃げなかったから、ということです。

つくっては壊し、壊してはつくる

2021年、次の変化を感じました。AI時代の到来です。AIを使った投資アドバイザリーに挑戦を始めました。ありがたいことに事業化の採択もいただきましたが、自分自身が納得できず、いったん辞退しました。

そこからは、つくっては壊し、壊してはつくる日々。正直に言えば、何度も心が折れかけました。それでも続けてこられたのは、「これがあれば助かる人がいる」と信じられたからです。そしてもう一つ、「同じように眠れない夜を過ごしている金融の仲間や投資家が、少しでも楽になれるかもしれない」という思いもありました。

優秀なエンジニアの力も借りて、AIが個別株を選び、日経225先物のシグナルを出すアプリが、ようやく形になりつつあります。国内の金融庁登録の助言業で、ここまで本格的にAIを組み込む取り組みは、まだ数少ないのではないかと思っています。

変化を恐れず、コツコツと

AIが24時間、市場を見てくれる時代。人にしかできない判断に集中し、それ以外は任せる。そんな働き方が、当たり前になっていくのかもしれません。

振り返れば、あの頃「無理だ」と思った挑戦が、少しずつ形になってきました。特別な才能があったわけではありません。ただ、変化を恐れず、コツコツ続けてきた。それだけです。

この歩みが、いま何かに挑もうとしている誰かの、小さな後押しになればうれしく思います。もし共感していただける部分があれば、あなた自身の「続けてきてよかったこと」を、ぜひコメントで教えてください。読ませていただくのを楽しみにしています。

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