壮一郎オフィシャルブログ

夢が実現できる街

わたしは、1980年(昭和55年)生まれで、バブル崩壊後の雇用環境が厳しい時期に学校卒業期を迎えた、いわゆる就職氷河期世代と言われる世代です。

22歳の就職期であった2002年というのは、みずほ銀行や三菱UFJ銀行、三井住友銀行と言った銀行大合併が行われ、どこも入社人数を極限に減らし、またボーナスカットが当たり前の状況でした。

当時、就職活動をしている同級生にとっては、大都市東京の就職氷河の波は、地元の福岡市の支店経済においても大変厳しいもので、その結果、高度付加価値性の高い仕事は、東京一極集中となり多くの友達が、「福岡に実力を発揮できる会社がない」という理由から、東京での就職となったことを記憶しています。

また、わたしの場合のように、同業種が東京にしかない状況の中では、自らが起業するという選択肢しかなかったのが現実です。

あれから20年、いま福岡市では特に天神地区と博多駅地区の再開発が進んでいます。民間資金主導による感染症対策を施した、セキュリティ性の高いビルへの更新であり、香港やシンガポールを拠点に世界を相手に事業をしてきたような会社の福岡進出が期待され、多くの雇用創出と、経済効果が期待されています。

しかし、わたしが、政治活動をする中で、住んでいる早良区地域を歩くと、「天神や博多駅周辺だけどんどん元気になって、この早良区の南部の過疎化はどうなんだろうか」という声をいただくことがあります。

わたしが、皆さんにお話しするのは、「お子さんや、お孫さんが夢を実現することができる街になれば、子やお孫さんが東京などに就職することなく、この福岡市で家庭をつくり、夢を実現できるようになりますよ~」と。

天神や、博多駅地区の発展が、その他の地域の発展に恩恵をトリクルダウンで回ってくるのには、あと3年くらいだろうと思いますが、「全世代が夢を実現できる街」になればいいなぁって思います。

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